立水栓(水栓柱)設置にかかる料金相場と自分で交換する方法・手順まとめ
本記事では立水栓や水栓柱の設置にかかる料金相場と、自分で交換する時の方法や手順について解説します。記事を通して、設置金額や設置後の修理について把握することができます。
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立水栓・水栓柱とは
立水栓・水栓柱とは屋外に設置して水を自由に出せる給水口です。名称は水栓柱ですが、立水栓と呼ばれる時もあります。
蛇口がついているので、外で水を溜めたりホースをつけて水を撒いたり使用用途はさまざまです。柱に蛇口がついているだけでスペースも取らないため、設置しやすいのが特徴です。
立水栓(水栓柱)設置にかかる料金相場
立水栓(水栓柱)の設置にかかる料金相場は3万〜10万です。費用の内訳は以下になります。
- 立水栓本体
- 工事費
- 材料費
まずは立水柱本体です。立水柱は種類や柱の長さなど、寒冷地対策が施されたり素材が違ったりします。
最近では庭の雰囲気に合わせたデザインの立水栓もあり、種類によって金額も変わります。
次に工事費ですが、給水管の設置や入れるための穴を掘る作業の費用をいいます。費用は業者によって異なるので、複数見積もりを行って相場にあった業者を依頼してください。
最後に材料費ですが、給水管の費用をいいます。業者によって、工事費に含まれている時もあるので確認が必要です。排水工事を行う場合は、工事費と材料費がかかります。とはいえ相場は目安ですから、詳細を知りたい方は見積を依頼して確認することが大切です。
配管の長さによって異なる
立水栓の設置は配管の長さによって金額が異なります。自宅の水道管から水を分配して流すので、離れていると給水管の数が増えてしまい穴を掘る作業費も合わせてかかるため費用も高くなってしまいます。
排水管も排水マスにつなげる必要があるので、距離によって材料費と工事費も変わります。
取り付ける商品も大事ですが、立水栓の設置場所の費用は実際に見積もりをしないとわかりません。設置費用を確認してから、取り付け商品を検討することが大切です。
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立水栓の蛇口を自分で交換する方法・手順
立水栓の蛇口を自分で交換する方法・手順があります。以下の順番で蛇口を交換しましょう。
- 止水栓を閉める
- 古い蛇口を取り外す
- 立水栓本体のサビやシールテープを落とす
- 新しい蛇口にシールテープを巻く
- 蛇口を取り付ける
- 止水栓を開く
まずは止水栓を閉めましょう。止水栓は水道メーターと同じ場所にあります。閉めずに交換を行うと水が噴き出してしまうため、閉めたことを確認して交換作業を行ってください。
次に古い蛇口を取り外します。両手で蛇口を握って反時計回りに回してください。古かったりサビたりしてると硬いので、スパナなどの工具を使用して取り外します。
蛇口を取り外したら、立水栓本体のサビやシールテープを落としてください。歯ブラシを使うとキレイに取れます。
汚れを落としたら、シールテープを巻きましょう。シールテープは水漏れ防止のために必要です。時計回りに6周〜10周程度巻けば大丈夫です。
シールテープを巻いたら新しい蛇口を取り付けます。両手でしっかりと持って時計回りに回転させます。ただし注意点として、蛇口を取り付ける際にシールテープが剥がれる場合があります。その場合は、巻き方が間違っていますので、再度巻き直してください。固くなったら蛇口の位置を調整します。
最後に止水栓を開けて水が出るか・水漏れがないか確認しましょう。問題なければ交換完了です。
立水栓を水栓柱ごと交換する方法もある?
立水栓を水栓柱ごと交換する方法が2つあります。
- 施工タイプ
- カバータイプ
施工タイプは立水栓を新しく変える方法です。ただし、蛇口を交換する時と比べて難易度が上がります。作業中に給水管を傷つけてしまうと水道業者でしか直せません。
交換に自信があれば挑戦してもいいですが、自信がなければ業者に依頼してください。
カバータイプは立水栓の上から被せるだけでイメージを変えられます。例えば、レンガ調やアンティーク調などお好みのデザインに変更が可能。
注意点としては、既存の立水栓のサイズに合うカバーを交換する必要があります。カバーを買う前にサイズを確認してから購入しましょう。
また、カバーをつける際は蛇口を外してから行います。蛇口を交換する要領でカバーを取り付けてください。
立水栓の工事:まとめ
立水栓の設置費用の相場や自分で交換する方法について解説しました。設置費用の相場は3万〜10万で、配管の長さで費用が変わります。見積もりを行ってから検討するのもいい方法です。
蛇口や立水栓の交換方法を紹介しましたが、自信がない人は無理せず業者に依頼してください。交換に失敗すると、業者に依頼した時に修理費がかかるからです。
もし、外で水を使った作業を行う人は立水栓を設置するだけで非常に便利です。おしゃれなデザインの立水栓が増えていますから、雰囲気を壊さずに設置できます。気になる方は業者に見積もりを依頼してはいかがでしょうか。