自分で蛇口交換(DIY)の際に注意すべきポイントまとめ|キッチン(台所)の蛇口種類と交換方法を解説!動作れ確認や廃棄方法も
| この記事のポイントは? |
| 蛇口はDIYで交換できますが、ボルトの締め忘れやパッキンのズレなどで水漏れを起こすと、床の浸水や階下への漏水、損害賠償につながるおそれがあります。特に集合住宅では、慎重な作業とプロへの依頼検討が重要です。
業者に交換を依頼する場合、工事のみなら約1万円〜、蛇口本体込みなら約3万円〜が目安です。費用を抑えたい場合は、自分で蛇口を購入し工事だけ依頼する方法もありますが、サイズやタイプの確認が必須です。軽い水漏れなら、パッキン交換やナット増し締めだけで直るケースもあります。 蛇口の寿命はおおむね10年前後で、古い蛇口は部品交換しても再発しやすくなります。単水栓や壁付け水栓は比較的簡単に交換できますが、ワンホールやデッキタイプなど難易度の高いタイプは、水漏れ防止のため業者に任せたほうが安心です。 交換後は、止水栓を開けたあと接続部やレバーの動きを確認し、異常があれば使用を中止して締め直しや業者相談を行います。吐水口やパッキンの定期的な清掃・点検で寿命を延ばせます。不要な蛇口は自治体ルールに従って廃棄するか、リサイクルや業者回収を活用するとスムーズです。 |
蛇口は専用の工具がなくても自分で交換が可能です。しかし、失敗すると『水漏れのリスク』があるため、注意点をしっかりと抑えたうえで交換を行うのが大切です。
そこで今回は、作業をする際に注意すべきポイントや蛇口の交換方法などについて紹介します。自分で蛇口交換を行う方はぜひ参考にしてみてください。
まずは、【完全ガイド】蛇口交換・修理の費用と手順|業者選びで失敗しない全知識と【保存版】蛇口交換を業者に頼む際の7つの選択肢とその料金相場で全体像を把握しておくと、万が一の時にも落ち着いて対処できるので、先に目を通しておくことをおすすめします。それでは、一緒にこのトラブルを乗り越えていきましょう。
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自分で蛇口交換(DIY)の際の注意すべきポイント

自分で蛇口を交換する際に注意すべきポイントは次の通りです。
- 失敗すると水漏れの可能性がある
- 業者に交換を依頼した際の料金
- 軽い水漏れなら蛇口を交換しないケースがある
- 蛇口を交換するタイミング
特に経年劣化した蛇口を交換する場合は、作業の難易度が上がる可能性があるので注意が必要です。ネジが硬く締まっていたりナットが空回りしたりする際は、すぐに作業を中断してプロの水道業者に依頼するのがおすすめです。
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失敗すると水漏れの可能性がある
自分で蛇口交換を行う場合、工事に失敗すると水漏れの可能性があります。水の漏れ具合は状況によって異なりますが、ボルトを締め忘れていたりパッキンがズレていたりすると水が噴き出す恐れがあるので注意が必要です。
なお、すぐに原因を特定して水漏れを止めないと床が水浸しになるうえ、マンションやアパートなどに住んでいる場合には、ほかの部屋へ漏水してしまう可能性もあります。
漏水した際の責任はすべて自分で追う必要があり、高額な損害賠償が請求されるケースも考えられます。
マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる場合は、水漏れしたときに周囲へ被害を及ぼす可能性があるので、プロの水道業者に依頼することも検討してみてください。
業者に交換を依頼した際の料金
プロの水道業者に蛇口の交換を依頼した際の料金は約10,000円〜です。ただし、蛇口本体もセットで工事を依頼する場合は、30,000円〜となります。
少しでも費用を抑えて蛇口を交換したい場合、蛇口を自分で購入したうえで交換工事のみを依頼するのがおすすめです。なお、自分で蛇口を用意する際は、サイズや種類などをしっかりと確認してから購入しましょう。
自分で購入する手間を省きたい方やサイズ間違えなどが心配な方は、蛇口本体もセットで水道業者に依頼するのも選択肢のひとつです。
軽い水漏れなら蛇口を交換しないケースがある
パッキンの劣化やナットの緩みなどが原因の軽い水漏れなら、蛇口の本体を交換しなくても済むケースがあります。
例えば、水道の接続部分から水が漏れないように密閉する役割のあるパッキンは、ゴム製の部材のため経年劣化によってボロボロになってしまい、隙間が生まれて水漏れの原因になります。
そのような場合には、パッキンを交換するだけで水漏れを修理できるのがポイントです。
また、パッキンはホームセンターなどで手軽に手に入りやすいほか、200〜300円ほどと比較的リーズナブルな価格で購入できます。
パッキンを購入したら、水漏れのある箇所のパッキンを交換するだけと簡単です。軽い水漏れ程度であれば、すぐに蛇口の交換をするのではなく、まずはパッキンやナットの緩みなどをチェックしてみましょう。
蛇口を交換するタイミング
使用頻度によっても異なりますが、蛇口の寿命は10年前後といわれています。そのため、設置から10年以上経過した蛇口は、部品交換などの軽いメンテナンスで水漏れを直しても短期間で再発する可能性があります。
こまめにメンテナンスを行う費用や手間を考慮すると、蛇口全体を新しく交換するのも選択肢のひとつといえます。
交換する蛇口の種類(タイプ)

自分で蛇口の交換を行う際は、事前に水栓のタイプを確認しておくのが大切です。異なる種類の蛇口を購入すると、取り付けられない可能性があるので注意が必要です。
なお、DIYで簡単に交換できるタイプや取り付け方法が難しくプロの水道業者に依頼する必要のあるタイプがあります。難易度の高いタイプの蛇口は自分で取り付けを行うと、水漏れや故障の原因になるため、水道業者に任せるのが安心です。
| 蛇口のタイプ | 特徴 |
| 単水栓 | ・水、またはお湯のみ対応している
・洗濯用水栓や手洗い器、外部水栓などに使用されている ・比較的簡単に取り付けられる |
| 壁付け水栓 | ・水とお湯に対応している
・キッチンやお風呂場などに使用されている ・比較的簡単に取り付けられる |
| カウンター型ワンホール | ・水とお湯に対応しており、温度調節を取っ手で行う
・キッチンや洗面所などに使用されている ・取り付け難易度は高い |
| デッキタイプ | ・水とお湯に対応しており、温度調節はレバーで行う
・主にお風呂場で使用されている ・非常に取り付け難易度が高い |
【キッチン】水道蛇口の種類・交換方法

キッチンに取り付けられている蛇口の交換方法を紹介します。壁付タイプ・ワンホール・ツーホールと3つのタイプに分けて解説します。
壁付タイプ
- 止水栓を閉める
- 既存の蛇口を取り外す
- 既存の取り付け脚を外す
- 掃除をする
- シールテープを巻く
- 取り付け脚を設置する
- 新しい蛇口を設置する
- 止水栓を開ける
壁付タイプの蛇口を交換する際、まず止水栓を閉めます。
次にモンキーレンチを使用して蛇口のネジを外します。ネジを回すときに、時計回りでネジを緩めるのがポイントです。
ネジを外したら既存の取り付け脚を反時計回りで外し、配管内をきれいに掃除します。
次にシールテープを約10回ほど巻きます。シールテープは取り付け脚のネジと逆方向に巻くのが重要です。巻き付け完了後は取り付け脚を設置し、脚が八の字の角度になる程度で止めます。
最後に取り付け脚の幅を微調整しながら、新しい蛇口を設置します。ナットやネジの締め忘れがないか確認し、問題なければ止水栓を開けて作業完了です。
ワンホール
- 止水栓を閉める
- 既存の蛇口のアダプタを取り外す
- 蛇口のナットを取り外す
- 既存の蛇口を取り外す
- アダプタを設置する
- 新しい蛇口を設置する
- アダプタを取り付ける
- 給水ホースを接続する
- 止水栓を開ける
止水栓を閉めたら、給水管の接続部分をモンキーレンチで外します。
次に蛇口の根元にあるナットを取り外したうえで、既存の蛇口も撤去します。蛇口本体を固定するアダプタを設置したら、新しい蛇口を取り付けましょう。
なお、蛇口を取り付ける際に、ネジの凹凸を潰さないようドライバーを使用するのがポイントです。
蛇口を設置したら付属のアダプタを給水管に取り付けて、ホースをアダプタに差し込みます。最後に止水栓を開けて作業完了です。
ツーホール
- 止水栓を閉める
- 給水管のナットを取り外す
- 既存の蛇口を取り外す
- 新しい蛇口を設置する
- アダプタを設置する
- 止水栓を開ける
水が噴き出さないように止水栓を閉めたら、モンキーレンチで給水管のナットを取り外します。
次に既存の蛇口に付いているナットを外して、蛇口を撤去します。新しい蛇口を取り付け穴にセットし、取り付け脚に設置します。設置する際にパッキンとワッシャーを忘れずに入れましょう。
アダプタを取り付け、給水管を接続します。最後に止水栓を開けて作業完了です。
【洗面台】水道蛇口の種類・交換方法

次は、洗面台に設置されている蛇口の交換方法をご紹介します。ワンホール・ツーホールと2つのタイプに分けて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ワンホール
- 止水栓を閉める
- 既存の蛇口を取り外す
- 掃除する
- シールテープを巻く
- 新しい蛇口を設置する
- 止水栓を開ける
止水栓を閉めたら、既存の蛇口を反時計回りに回転させながら取り外します。次に水漏れの原因にならないよう、配管内のゴミなどをしっかりと掃除します。
掃除が完了したら、ネジの方向とは逆に約10回ほどシールテープを巻くのがポイントです。
新しい蛇口を回転させながら取り付け、最後にモンキーレンチで固定します。ネジやナットなどの締め忘れがないか確認したら、止水栓を開けて交換完了です。
ツーホール
- 止水栓を閉める
- 給水管のナットを取り外す
- 既存の蛇口を取り外す
- 新しい蛇口を設置する
- アダプタを設置する
- 止水栓を開ける
止水栓を閉めてから給水管のナットを取り外します。次にナットを外したことを確認したうえで、蛇口の取り外し作業に取り掛かります。
取り外しが完了したら、新しい蛇口を取り付け穴にセットして、パッキン・ワッシャー・ナットの順に付けるのがポイントです。
蛇口を固定するアダプタを設置したら、給水管を接続して取り付け完了です。なお、最後に止水栓を開けるのを忘れないように注意します。
蛇口交換後の水漏れチェックと動作確認方法

蛇口の交換作業が完了したら、必ず以下の手順で水漏れや正常動作の確認を行いましょう。万が一、水漏れや異常がある場合は、無理に使わず部品の締め直しやパッキンの再確認を行い、それでも解決しない場合は専門業者に相談してください。
蛇口交換後の水漏れチェック
- 止水栓をゆっくり開けて水を通します。
- 蛇口本体や接続部(ナット・ホース・パッキン周辺)から水漏れがないかを目視で確認します。
- 蛇口のレバーやハンドルを動かし、吐水・止水、温度や水量の調整がスムーズにできるかをチェックします。
- シャワー付きタイプの場合は、シャワーとの切り替えやホース接続部も忘れずに確認しましょう。
交換後に行うべき日常メンテナンスと注意点
蛇口を長く快適に使うためには、定期的なメンテナンスが重要です。日常的な点検・清掃を心がけることで、水漏れや故障のリスクを減らし、蛇口の寿命を延ばすことができます。
- 吐水口やストレーナーにゴミや汚れが溜まらないように、定期的に外して清掃する
- パッキンや接続部からの水漏れがないか、月に一度程度確認する
- 蛇口の動きが重いなどの不調を感じたら、説明書に従って給油や部品交換を行う
古い蛇口の処分方法

蛇口を交換した後、不要になった古い蛇口はどのように処分すればよいのでしょうか。間違った方法で廃棄すると、回収されなかったり、追加の手間が発生することもあるため、事前に確認しておきましょう。
自治体の分別ルールを確認する
ほとんどの地域では、古い蛇口は「不燃ごみ」または「粗大ごみ」として扱われます。ただし、サイズや材質によって分別方法が異なる場合があるため、お住まいの自治体のホームページやごみ収集カレンダーを必ず確認してください。
リサイクルや買い取りについて
まだ使用できる蛇口や、金属部分が多い場合は、リサイクルショップや金属回収業者で引き取ってもらえる場合もあります。再利用やリサイクルを希望する場合は、事前に問い合わせてみるのもおすすめです。
交換業者に処分を依頼する
業者に蛇口交換を依頼した場合、古い蛇口の回収・処分まで対応してくれることが一般的です。自分で処分するのが難しい場合は、見積もり時に処分対応の有無を確認しましょう。
水道蛇口交換がうまく出来ないときは専門事業者に依頼:まとめ
今回は蛇口を自分で交換する際の注意点や、交換方法などについて紹介しました。
蛇口は専用工具がなくてもDIY交換できますが、手順を誤ると水漏れや階下漏水につながり、高額な賠償が発生する恐れがあります。
特に集合住宅や経年劣化した蛇口の交換はリスクが高いため、ネジが固い・ナットが空回りする場合は無理をせず専門業者への依頼を検討したほうが安心です。
水道業者に交換を依頼する場合、工事のみなら約1万円〜、蛇口本体込みでは3万円〜が目安です。費用を抑えたい場合は自分で蛇口を購入し工事だけ依頼する方法もありますが、サイズやタイプの確認が重要です。
軽い水漏れならパッキン交換やナットの締め直しで対応できるケースもあり、安価な部品で修理できます。
蛇口の寿命はおおむね10年前後とされ、古い蛇口では部品交換しても再発しやすくなります。そのため、メンテナンスの手間やコストを考慮し、適切なタイミングで本体交換を行うことが大切です。
DIYを行う際は蛇口の種類と取り付け方法を事前に確認し、作業後は必ず水漏れチェックと定期的なメンテナンスを行うことをおすすめします。
作業がうまくできないときは、水漏れや故障などのリスクを考慮してプロの水道業者に依頼するのがおすすめです。
交換する前に蛇口のタイプや劣化具合などをしっかりと確認しておきましょう。
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