キッチン蛇口を交換する方法やポイント・注意点を解説

「自分で蛇口を交換したい」方に向けて、本記事では、キッチンの蛇口効果の方法や注意点を解説します。

細かく手順を紹介しますので、ご自身で蛇口を交換したいは参考にしてみてください。

関連記事:ご家庭内での蛇口トラブルに関しては是非弊社蛇口専門チームにお任せ

キッチン蛇口の交換方法はタイプによって異なる

キッチンの蛇口を交換する方法は、3つのタイプに分かれます。

・壁付け単水栓
・壁付け混合栓
・カウンター型混合栓

それぞれの種類について説明します。

壁付け単水栓

壁付け単水栓とは、壁の給水管に直接取り付けるタイプの水栓です。お湯は出せず、水のみが出せる蛇口を指します。

公園や学校のような屋外で使用することが多いですが、キッチンでは水栓されていないタイプです。

壁付け混合栓(シングルレバー・2ハンドル)

壁付け混合栓とは、壁付け単水栓が水のみであることに対し、お湯と水の2つの給水配管を設置し、どちらも出すことができる蛇口になります。

キッチンはもちろんのこと、バスルームにも使用されることが多いタイプです。

カウンター型混合栓

カウンター型混合栓は、お湯と水がどちらも出せる混合蛇口です。システムキッチンなどで採用されることが多く、1つの穴の中で給水管・給湯管の両方に接続されています。

ハンドルの向きを変えることでお湯と水の切り替えができるものが販売されています。

【壁付け単水栓】交換する方法・流れ

壁付け単水栓の蛇口を交換する場合、次の7つの手順通りに進めます。

1.水道の元栓を閉める

2.残留水を出す

3.単水栓を取る

4.給水管の汚れを取り出す

5.シールテープを巻く

6.単水栓を取り付ける

7.水を出してみて確認する

交換に必要な道具

蛇口交換に必要なアイテムは4つです。

<必要な道具>

・モンキーレンチ
・シールテープ
・ブラシ
・タオル

<あれば便利なアイテム>

・ウォーターポンププライヤー
・ドライバー

ブラシは使い古した歯ブラシなどで応用できます。タオルも残留水をふき取るものなので、ある程度汚れても良いものを用意することがおすすめします。

1.水道の元栓を閉める

はじめに水道の元栓を閉めます。水道メーターを確認し、家全体の元栓を閉める必要があります。

蛇口交換に限らず、水回りの作業をする場合は水が吹き出してしまうことを防ぐためにも、必ず元栓から閉めることを忘れないようにします。

2.ハンドルを開けて残留水を出す

単水栓のハンドルを開けることで残留水を出し切ります。もし残留水が飛び散るようであれば、用意していたタオルを当てておくと良いです。

3.単水栓を回して取り外す

単水栓を左に回して蛇口を取り外します。もし手で回せなければ用意していたモンキーレンチでひねります。ある程度ひねり、ゆるくなったら手でも取り外せるようになります。

4.ブラシで給水管の汚れを取り出す

用意していたブラシを使って、給水管についている汚れをかきだします。シールテープなどの汚れが残っている可能性があるため、目視でチェックして取っておくときれいに取り替えられます。

5.交換する単水栓にシールテープを巻く

交換する単水栓にシールテープを巻き、交換後にすき間ができないようにします。シールテープを巻く回数は8回〜13回程度になります。

6.単水栓を取り付ける

シールテープを巻いた単水栓を右に回しながら給水管に取り付けます。回らなくなるまできっちり取り付けてください。

もし左に回してしまうとシールテープを巻きなおす必要があるため注意が必要です。

7.水を出してみて確認する

最後に水を出して、きちんと単水栓が取り付けられているかチェックします。問題なければこれで交換は完了です。

キッチンの蛇口が低い!蛇口選びから高さを上げる方法まで徹底解説

【壁付け混合栓】交換する方法・流れ

壁付け単水栓の蛇口を交換する場合、次の10の手順通りに進めます。

1.水道の元栓を閉める

2.古い水栓の固定ナットを外す

3.クランクを回して取り外す

4.給水管を掃除する

5.クランクを一度取り付けて何回転するか確認する

6.高さを確認・調節する

7.クランクを一度外してシールテープを巻く

8.クランクを給水管に取り付ける

9.蛇口を取り付ける

10.水がでるか確認する

交換に必要な道具

蛇口交換に必要なアイテムは4つです。

<必要な道具>

・モンキーレンチ
・シールテープ
・ブラシ
・タオル

<あれば便利なアイテム>

・ウォーターポンププライヤー
・ドライバー

壁付け単水栓同様に、ブラシは使い古した歯ブラシなどでも可能です。タオルについても残留水をふき取るものなので、ある程度汚れても良いものを用意してください。

1.水道の元栓を閉める

まずは水道の元栓をきっちり閉めます。戸建てか集合住宅かによって元栓の形式が異なりますが、どちらも時計回りに回して閉めます。

2.古い水栓の固定ナットを外す

交換する古い水栓を固定しているナットを外します。モンキーレンチを使えば蛇口近くの細いすき間でも取り外しやすくなります。

3.クランクを回して取り外す

左右についているクランクを左に回して取り外します。こちらもモンキーレンチを使えばスムーズに作業しやすくなります。ゴム手袋を付けて作業すれば滑り止めにもなっておすすめです。

4.ブラシで給水管を掃除する

歯ブラシを使って給水管についているシールテープを除去します。中まで入るブラシであれば何を使用しても良いですが、歯ブラシであれば手軽にかきだしながら汚れを取ることができます。

5.クランクを一度取り付けて何回転するか確認する

クランクを一度取り付けて何回転すれば固定されるか、確認します。回転数は、左右で異なることがあるため、どちらも確認し回転数を控えておきましょう。

6.クランクの高さを確認・調節する

取り付けた状態でクランクの高さが左右で均一になっているかチェックします。

7.クランクを一度外してシールテープを巻く

クランクを一度取り外し、シールテープを巻きます。すき間ができないようにテープをピンと張った状態で巻きつけ、8回〜13回を目安に巻いていきます。

8.クランクを給水管に取り付ける

シールテープを巻いたクランクを再度給水管に取り付けます。このとき、手順5で控えた回転数よりも1回転少なく回して取り付けます。

もし逆回転させてしまった場合、手順7から再度行います。

9.蛇口を取り付ける

クランクと混合栓をナットで固定してください。左右のクランクをどちらも取り付けたら、床と並行するようにヘの字の位置からハの字に動かします。

クランクの根元は回さず、本体を動かして微調整します。

10.問題なく水がでるか確認する

最後に蛇口をひねり、問題なく水が出てくれば作業完了となります。

キッチン蛇口を選ぶ際のポイント

キッチン蛇口を選ぶ際には、いくつかのアイテムを比較しながら選ぶことが多いです。その際、次の3つのポイントを押さえて選ぶことをおすすめします。

・現在の蛇口の種類と口径を忘れず確認する
・さまざまな蛇口の機能を確認する
・蛇口の価格について調べる

現在の蛇口の種類と口径を忘れず確認する

交換予定の蛇口の種類について確認しておきます。家庭用のキッチンに使用される蛇口は主に、以下の種類に分かれています。

<蛇口の種類>

壁つきタイプ ツーハンドル
シングルレバー
単水栓(お湯と水のどちらか一方)
台つきタイプ シングルレバー(ワンホール)
シングルレバー(ツーホール)
ツーハンドル(ツーホール)

また、サイズや口径の測り忘れにも注意して下さい。異なる蛇口を購入してしまうと上手くはまらなかったり、すき間ができて水漏れの原因となったりします。

口径の長さは自分で確認しにくいため、説明書を確認して交換することが大切です。

さまざまな蛇口の機能を確認する

最近の蛇口にはさまざまな機能がついています。使い勝手が良いものも多いため、交換を機に機能についても確認してみましょう。主な機能は次の通りです。

<蛇口の機能一覧>

・ハンドシャワーつき蛇口
・浄水機能がある蛇口
・シャワー時に水はねしにくいよう、水が泡立つ蛇口
・センサーで水を出せる、止められるタッチレス蛇口
・節水型の蛇口

たとえばキッチンで洗い物をするときなど、泡のついた手をいちいち洗ってから水道を開け閉めするのは面倒です。非接触で水が出せるタッチレスな蛇口などはそうした悩みを解消してくれる水栓です。

蛇口の価格について調べる

交換する蛇口は、ホームセンターやネットショッピングで購入可能です。

機能により価格はさまざまですが、安価なものであれば2000〜3000円程度で販売されています。タッチレスなものやハンドシャワーがついた高性能の蛇口であれば5万円前後で購入できます。

ネットで購入する際はレビューをよく読み、サイズ違いには注意が必要です。希望の機能と予算のバランスを踏まえての検討が必要です。

自分で蛇口を交換するときの注意点

自分で蛇口を交換するもしくは、業者に依頼しようと思ったときに、注意すべき点が3つあります。

事前に確認しておくことで、修復できないほど壊れてしまうといった二次被害を防ぐことにつながりますのでチェックするようにしましょう。

交換に必要な工具・用品を準備

蛇口を交換するために前述で紹介した備品を揃えておく必要があります。歯ブラシやタオル、バケツのように残留水を受け止める器もあると便利です。

モンキーレンチやドライバーなど、自宅になければ購入する必要もあります。それぞれ500円程度で買えるため、これを機に買い揃える方も多いです。

交換したい蛇口によっては取り付けが複雑なものや専用の道具が必要な場合があるため、事前に確認しておくとスムーズに交換作業を行うことができます。

止水栓を閉める

蛇口を取り外す前に、必ず止水栓を閉めるようにします。止水栓とは異常が発生した際やメンテナンスの際に、水をストップさせる水栓の事を指します。

水量の調整を行うために、給水管と給水器具の間にあることが多いです。

止水栓を閉めると他の水道にも影響が出る可能性もあります。もし家族と住んでいる方であれば誰もいない時間や水道を使用しないタイミングを狙って作業すると良いです。

交換できないと判断することも重要

自分で作業したものの「上手くできなかったり」「トラブルが発生してしまったり」した場合、できないと判断することも重要です。

もし、蛇口や周辺の部品を壊してしまうと水道業者に依頼することになり、通常よりも高い追加料金が発生する可能性もあります。

「手軽に安く出来るから」と交換に臨んだにもかかわらず高額請求されてしまっては意味がありません。

簡単にできる作業ではありますが、様子がおかしいと思ったらすぐに中断し、専門の水道業者に相談してみてください。

関連記事:蛇口の水漏れ修理なら水道局指定業者の蛇口専門チームにまずはお問い合わせを

キッチン蛇口交換の交換方法:まとめ

キッチンの蛇口交換は、単水栓や混合栓によって若干手順が違うものの、丁寧に行えば簡単にできます。劣化した蛇口を使い続けて錆びてしまったり、水漏れしてしまったりすると日々の家事にも影響がでます。

もし新しいものに交換したいと思ったら、本記事を参考に試してみてください。しかし、「自分では難しい」と思ったら、専門家に相談することも必要です。

蛇口トラブルなら「蛇口専門チーム」に依頼してみてください。24時間対応可能で、最短25分で駆けつけてくれるため、困った時にも安心です。見積もりは無料なので、気になる方は相談してみましょう。

蛇口専門チームは一般家庭だけでなく企業、オフィス、ビル、病院、医療施設、介護施設、福祉施設、飲食店、工場、賃貸、分譲マンションなども対応しておりますので、蛇口トラブルのことなら何でもご相談下さい! 出張、見積もり無料で即日修理、日時指定どちらにも対応させて頂いてますのでお客さまのご希望をお伝え下さい!
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